2021.11.1

水素タンク船の開発企画(H2-tank ship)


H2-tank ship イメージ図


タジマモーターコーポレーション 田人モビリティ研究開発センターには、
自然エネルギー(太陽光発電)から水素を製造し、備蓄および充填する研究用設備があります。
それらの水素関連設備と、当社が培ってきた電動車両の技術を組み合わせ、水素船舶の開発を企画しています。
純粋なEVとすると電池コスト及び重量が大きくなる船舶において、水素燃料電池は有望な解と考えています。
当社の浮揚式シェルター開発時の、複合材船体の耐衝撃解析及び設計法を生かします。
https://www.youtube.com/watch?v=iDKiKUPvoFk&t=5s (シェルター開発の動画リンク)


特徴(特許出願済 審査請求中)
・複合材水素タンクが主たる浮体を兼ねる
・複合材水素タンクが主たる船体構造を兼ねる
・複数のタンクを用いることで、冗長性を確保し、また多胴船型を実現する
・日本小型船舶検査機構の燃料電池船舶の設計ガイドラインへの適合


メリット
・大きな水素タンク容量が確保できるため、タンク圧力を下げて安全性を高めることができる
・造波抵抗低減に効果のある多胴船型を比較的低コストに実現できる


カーボンニュートラル社会に向けて、以下の技術を持つ企業との共同開発を希望します。ご連絡ください。
・大型複合材タンクの材料および成形技術 、試験および認証
・水素燃料電池
・電動船外機
・海上自動運転技術


[採用情報]

タジマEVではEV開発エンジニアを募集しております。