タジマの浮揚式津波洪水対策用シェルター SAFE+（セーフプラス）

太平洋岸でも内湾部が多い愛知県は、さまざまな津波対策を検討中の様子ですが、マリンレジャーに親しむ方にとって、津波は命に係わる差し迫った問題として認識されています。

愛知県内のマリーナでは初展示となる今回、浮揚式津波洪水対策用シェルターSAFE+（セーフプラス）は大型クルーザーなどが多数並ぶイベントの中でも大きな注目を集めました。

来場されたみなさんの多くは船舶の専門家であり、これまでの展示とは違った視点か らの質問が相次ぎました。私たちも、一般の船舶とは違う平底形状で特別な架台を用意しなくても簡単に設置できること。喫水が低く大きな開口部で高齢者や子供、障害を持った方でも容易に乗り込めること。そして転覆時でもすぐに復原する理由と仕組みなどを、技術的解説を交えてご納得いただくまでお話しすることができました。

3日間にわたってマリン関係にたずさわるみなさんとじっくり意見交換を行うことができ、非常に有意義なイベントとなりました。ご来場の皆さん、ありがとうございました。