新型V12 Vantage登場

2022年3月16日、ゲイドン(英国):
V12 Vantageは、この15年間、パフォーマンスに対するアストンマーティンの情熱を大胆に体現してきました。
驚くほど速く、獰猛さを秘めたこのモデルの系譜は、アイコン・モデルの血統と呼ぶにふさわしい存在感を発揮します。
モデルラインナップ中でもっともコンパクトで、ドライバーに主眼を置いたモデルに、量産史上最大かつ最強のパワーを秘めたエンジンが組み合わされてきました。
しかし、このユニークな血統に終止符が打たれることになります。
アストンマーティンは、大いなる誇りを持って、もっとも速く、もっとも獰猛で、もっともダイナミックに仕立て上げられたモデルを登場させます。
その名は、新型V12 Vantageです。
世界限定333台という点も、ひとつの時代を締めくくるファイナル・エディションにあるべき姿です。
極限のパフォーマンスとドライバー主導型のスリルを表現するV12 Vantageは、驚異的なストレートスピードと魅惑のハンドリング、印象的なルックス、さらに誰もが羨むエクスクルーシブ性を融合させています。
つまり、これ以上は望めないレベルの魅力を秘めています。
アストンマーティンにとって、エンジンは心臓です。
しかしながら、史上最強のVantageである新型V12 Vantege以上にこの言葉が適切なモデルはありません。700PS/6,500rpmの最高出力と753Nm/1,800~6,000rpmの最大トルクを発揮する5.2リッター、DOHC、60° V12エンジンは、低中速域の豊かなトルクと高回転域のスリリングなパワーを完璧に組み合わせています。
200mph(約320km/h)の最高速度を誇るV12 Vantageは、0~60mph(0~96km/h)を3.4秒で加速します。
この圧倒的なパワーユニットと車両全体に使用された軽量素材の効果により、V12 Vantageのパワーウェイト・レシオは、390PS/トンに達します。
軽量化のため、フロントバンパー、クラムシェル・ボンネット、フロントフェンダー、サイドシルにカーボンファイバー、リアバンパーとデッキリッドにはコンポジットが使われています。
これだけにとどまらず、軽量バッテリーや専用開発されたセンターマウント2本出しエキゾースト・システムも採用しました。
この新しいエキゾースト・システムは、V12 Vantageのスタイルとパフォーマンスに負けない“サウンド”を轟かせます。
厚さ1mmのステンレスで製作されたシステムは、Vantege比で7.2kgの軽量化を実現しています。
V12 Vantageの製作(予想を大きく上回る需要により、すでに受注は終了)は、2022年第1四半期に開始され、初回納車は2022年第2四半期に始まる予定です。
ASTON MARTIN SENDAI