[News] 静岡県、地震新想定を発表。津波の脅威高まる。

2015年6月18日、静岡県は駿河トラフ・南海トラフ沿いで100~150年に1度と比較的頻繁に発生する、
マグニチュード8級の「レベル1」地震を想定した津波高を発表しました。

第4次地震被害想定(2013年)と比べ、特に伊豆半島南部において高い数値となり、南伊豆町では7メートルから15メートルに大きく引き上げられました。また津波の最短到達時間も16の市町で短くなりました。

静岡県は28の海岸で堤防工事を行う予定ですが、高さ10メートル超の巨大な堤防が築かれることによる観光業や漁業への悪影響が懸念され、調整は難航しそうです。

 

[新想定で発表された最大津波高]
○遠州灘 5~9メートル
○駿河湾 4~12メートル
○伊豆半島南部 11~15メートル
○伊豆半島東部 2~4メートル

 

【外部リンク】

静岡県公式ホームページ: 静岡県津波浸水想定について(解説)(PDF:7441KB)
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/4higaisoutei/documents/kaisetsu.pdf

 

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