2020年にデビューした「Huracán EVO RWD Spyder」。2014年にデビューした「Huracán」をベースに大幅な改良が施された、最新のV10ランボルギーニです。
基本スタイリングは従来のHuracán同様、歴代Lamborghini車に共通するウェッジシェイプを基調としたもの。特徴的なルーフのラインは、日本の折り紙から着想を受けたものであるといわれています。
「Huracán EVO RWD」では、ベースモデルの「Huracán EVO」とは異なるデザインが与えられ、フロントフェイスの印象も異なるものとなっています。
エンジンは610psを発生する5.2L V10 NAエンジンをミッドシップで搭載。後輪を駆動するRWDとなっており、車両重量が軽減され、より軽快な走りを獲得しています。変速機は、ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)と呼ばれる7速DCTを採用しています。
インテリアもエクステリア同様のアグレッシブなデザイン。近代スーパーカーには必須ともいえる走行モード統合制御機構として「ANIMA(アダプティブ・インテリジェント・マネージメント)」も搭載されています。ベースモデルの「Huracán EVO」と同様に8.4インチの大型LCDディスプレイも新たに装着され、インテリアの印象も大きく変わっています。
オープンモデルの「Spyder」では、軽量かつわずか17秒で開閉可能な電動油圧式ソフトトップ(幌)を採用しています。メタルトップを採用するオープンカーが増える中、布製のソフトトップは、優雅なデザインもさることながら、トップをクローズにしていてもオープンカーである事を主張するアイテムです。
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Specスペック
排気量 5.204 cm³ (317.57 cu in)
最大出力 610 CV (449 kW) @ 8.000 rpm
最高速度 325 km/h
加速 0-100 km/h (MPH 0-62) 3.5 s
気筒数 10