2021/7/1
GoProフォトサークル 第3弾

タイムワープとタイムラプスビデオの違いについて

本日のお題

「GoPro初心者ですがタイムワープとタイムラプスの違いが分かりません。教えてください。」

今回は、タイムワープとタイムラプスの「違い」と、「使い分け」についてアドバイスします。


タイムラプス
選択した秒数の間隔でシャッターを切り、その静止画を一本の動画にしたもの

タイムワープ
シーンによって自動でシャッターを切り、なおかつ手振れ補正の機能が加わるのでカクカクしない滑らかな映像


タイムラプス

カメラを固定してタイムワープより長時間の撮影に向いています。
例えば、風景や何かの作業などの撮影が得意で、撮影時間が長いほど変化のある面白い動画を撮ることが出来ます。

タイムワープ

タイムワープの最大の特徴はカメラを持ちながら滑らかな早送り映像を撮ることができ、スポーツやアクティビティなどの撮影が得意です。

タイムワープを撮るコツは、カメラのレンズをあちこちに向けるのではなく、カメラを自分の正面であまり動かさずに撮ることがポイントです。

タイムワープは早送りの倍率を上げれば上げるほど、手振れ補正が強力になりさらに滑らかな映像を撮ることが出来ます。
注意:タイムワープの30倍はタイムラプスビデオでいう1秒に値し、最大30倍なのでそれ以上の早送りにすることができません。さらにデータ量はタイムラプスビデオより容量が大きくなります。

そして、HERO8 BLACKとHERO9 Blackでは撮影中にカメラをタップすることでリアルタイムに戻すことができます。


続いて、タイムワープとタイムラプスビデオの早送り倍速の選択基準についてアドバイスしていきます。

タイムワープ倍率

タイムワープの2倍から5倍はカメラを持ったまま自分が歩く動画がオススメです。

タイムワープの10倍は標準基準で、何倍にするか迷ったときは10倍にするのをオススメします。

そして、タイムワープの15倍から30倍は比較的手振れ補正が強力に働くので、車など揺れが激しい乗り物に固定しても、安定した映像を撮ることができます。

タイムラプスビデオ倍率

タイムラプスビデオの0.5秒から2秒は、料理やスポーツなどの動きのあるアクティビティーなどに対応できます。

タイムラプスビデオの5秒から10秒は、撮影時間が少し長くなるので空や街などの撮影に最適です。

タイムラプスビデオの30秒から60秒はさらに撮影時間が長くなり一日を通しての、芸術作品の制作や工事などがオススメです。

タイムラプスビデオの2分から60分は撮影時間が日をまたぐことがあるので、植物の成長や建物の建設など一週間以上の撮影にも対応できます。
また、注意点として2時間以上の撮影になる場合は、電源を供給しながら撮影しましょう。


これで解説は終了

タイムワープとタイムラプスは名前が似てますが、それぞれ使うシーンや機能が違うので、シーンにあった倍率を選んでワンランク上のタイムラプス動画にチャレンジしましょう。

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