2021/5/7
GoProフォトサークル 第23弾

GoProで撮影したファイルについて

本日のお題

「GoProで撮影したデータをMacに移そうとしたところ、動画以外にも見慣れないデータが入っています。
このデータは何でしょうか?教えてください。」

MP4ファイル以外にも2種類の見慣れないファイルが入っていると思います。
GoProで動画を撮影すると基本的には3種類のデータが作成されます。
この3種類のデータには重要な役割があるので、そちらについて解説していきます。


このファイル名は聞いたことある方が多いと思います。
MP4ファイルは動画と音声データを合わせた一般的な動画ファイルです。
ですので、このMP4ファイルを消してしまうと動画データも消えてしまうのでご注意ください。

MAXの360度で撮影した動画データはMP4ではなく、「.360」というファイルで保存されます。
こちらも動画と音声データを記録したメインデータですので、消さないようにしてください。


このファイルは「thumbnail(サムネイル)」の略称で、GoPro本体とGoProアプリなどでデータを確認する際に使われるサムネイルファイルです。

動画を撮影した際、一覧で表示する時に必要になりますので、GoPro内で自動的に作成されます。
GoProアプリを使用する人はこのファイルを削除しないようにしましょう。
PCに移動してデータを保存する場合には、このファイルは必要ありませんので削除しても問題ありません。


これは「Low Resolution Video」の略称で、撮影した動画を低画質動画ファイルにしたものです。

GoPro本体での動画再生やアプリなどを使用した動画再生に使われるファイルで、低画質ファイルを利用することで、高速でプレビューを再生可能にしています。
このファイルのおかげでGoPro本体やアプリでの動画の再生がスムーズに行われます。
こちらもPCなどで保存する場合には必要ありませんので削除しても問題ありません。


これは「waveform Audio Format」の略称でMP4の動画データとは別に作られたオーディオの生データです。

このデータはGoProの設定の「RAWオーディオ」という項目をオンにすると作成されます。
RAWオーディオでは3段階のWAVファイルを作成することができます。
圧縮されていないので音質が良く、後から音声を加工する際に利用することができるので、動画編集をより細部までやりたいという人のためのファイルです。
このファイルを削除しても問題はありません。MP4ファイルの動画データに音声は入っていますのでご安心ください。


これで撮影ファイルの解説は終了

今回紹介したファイルにはこのような重要な役割があります。

THMファイルとLRVファイルはGoProカメラ本体での動画の再生やアプリでの編集をする方は残しておきましょう。
PCで保存するかたは削除しても大丈夫ですが、この2つのファイルデータは容量が軽いので残しておいても大丈夫だと思います。
WAVファイルは音声を加工して動画のクオリティーを上げたい場合はこちらのファイルを利用するので残しておくと良いです。

今回使用したアプリ紹介

GoPro Quik

ベストショットを、1 つの場所に。


解説動画もぜひご覧ください▼

GoProで撮影したファイルについて

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