2021/2/9
GoProフォトサークル 第8弾
GoPro を ZOOM で使ってみよう!
本日のお題
「こんにちは。GoProをパソコンのウェブカメラとして使いたいのですが、対応しているアプリの種類と繋ぎ方について教えてください。」
最近、オンライン飲み会やビデオ会議で使用する人が増えてきましたよね。
では、今回はGoProをウェブカメラとして使用する方法について解説していきます。
GoProをウェブカメラとして使うメリットとしては、自分の好きな机や壁などにマウントして撮影することができます。
GoProならではの広角撮影も魅力的ですし、ノートパソコンよりも色味や画質がきれいに映ります。
目次
対応プラットホーム
まず最初に、GoProをウェブカメラとして使えるプラットホームの一覧がこちら▼
Webex、Zoom、Microsoft Teams、Skype、Google Meet、OBS、Wirecast、LINE
こんなにもたくさんプラットホームはありますが、今回は今流行りの「Zoom」というアプリを使用して解説していきたいと思います。
準備するもの- GoPro -
それでは今回準備する機材を紹介します。まずGoProを準備します。
ウェブカメラとして使用できるGoProは、
HERO4 Black、HERO5 Black、HERO6 Black、HERO7 Black、HERO8 Blackです。
なお、MAX、Fusion、Session は使用できないので注意してください。
今回は、HERO8 Black を使用するので、「メディアモジュラー」も準備してください。
マイクロHDMI端子がある機種はメディアモジュラーは必要ありません。
準備するもの- 周辺機器 -
周辺機器で準備するものがこちら▼
- 【必須】マイクロHDMIケーブル・・・必ずマイクロHDMI端子のケーブルをご用意ください
- 【必須】USBビデオコンバーター・・・HDMIケーブルをUSB端子に変換するビデオコンバーター
- お使いのパソコンによって変換アダプターが必要な場合はご準備ください。
- GoProを充電できる環境(コンセント、モバイルバッテリーなど)
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実践- カメラの設定 1 -
それでは実践していきます。(HERO8 Blackを用いて実践)
初期設定のままだと勝手に電源がオフになることがありますので、自動電源オフを「なし」にします。
設定の仕方は、上から下にスワイプして「ユーザー設定」を押します。
ユーザー設定の「一般」を押して、「電源の自動オフ」を押します。
ここで自動電源オフを「なし」にすると、電源が消えないのでこの設定にしておきます。
実践 - 周辺機器の準備 -
設定が完了したら周辺機器の準備をします。
GoProにメディアモジュラーを装着します。※ HERO8 Black のみ
アクセサリーを付けると色々な所にマウントできます。今回はショーティーを使います。
ショーティーを付けたらカメラの位置を決めます。
マイクロHDMIケーブルを差し込みます。
HDMIケーブルのもう片方の端子をUSBビデオコンバーターに差し込みます。
今回はMac Book Proを使用するので、USBタイプAケーブルをタイプCに変換するケーブルに取り付けます。
最後にパソコンに差し込むと完了です。
実践 - ZOOMの設定 -
次に「Zoom」アプリを立ち上げます。
アプリを立ち上げたら「新規ミーティング」を選択します。
GoProの電源を入れます。
電源が入ったら、左上の「Zoom.us」というボタンを選択します。
そして設定を開きます。
上から2番目の「ビデオ」を選択し、「カメラ」という項目から「Live Gamer Mini」を選択して、GoProのカメラに切り替えます。
「HDを有効にする」という項目を選択すると画質良くなるので、選択します。
この状態ですと映像が反転していますので、「マイビデオをミラーリングします」をオフにします。
今度は「オーディオ」を選択します。
マイクはパソコンのマイクかGoProのマイクのどちらでも選択できますが、今回はGoProのマイクを使用するため、「Live Gamer Mini」を選択します。
実践- カメラの設定 2 -
最後にGoProカメラを使って操作します。
GoProのモードボタンを押すと操作ができます。
カメラマークのところを選択してから、GoProのシャッターボタンを押して決定します。
上と同じような画面になったら、もう一度モードボタンを押して、今度は目のマークを選択します。
これでウェブカメラの設定は終了
これで撮影の準備ができ、GoProをウェブカメラとして設定するのは終了です。
このように機材は少し多いですが、簡単にGoProをウェブカメラとして使うことが出来ます。
この機会に是非GoProをウェブカメラとして使用してみてください。