静岡県吉田町(吉田漁協)に浮揚式津波洪水対策用シェルターSAFE+(セーフプラス)を設置しました

 

 

日本初の自治体納入となった和歌山県串本町に続き、2015年3月27日、静岡県吉田町に浮揚式津波洪水対策用シェルターSAFE+(セーフ プラス)を納入し、同町住吉の吉田漁協(南駿河湾漁業協同組合吉田支所)荷捌場屋上に設置しました。同地では、およそ5分で8.3mの津波が 到達することが想定されており、今後は地域防災の一環を担う施設として機能します。

 

吉田町では、津波避難タワー等の整備に優先的に取り組んできましたが、吉田漁港の陸閘(防潮扉)が震度5強で自動閉鎖されるため、防潮堤以南の漁業従事者や海浜利用者の避難遅延が課題となっていました。
この度、吉田漁港荷捌場屋上に浮揚式津波洪水対策用シェルターSAFE+(セーフ プラス)が設置されたことで、津波から逃げ遅れた最終避難者の人命救助が図られます。

様々な製品が検討された中で、浮揚式津波洪水対策用シェルターSAFE+(セーフプラス)は、充分な強度を持ちながら約1300kgと軽量 で、建築後26年が経過した建物への負担が少ない点が評価され採用に至りました。

 

■田村町長のコメント

「基本的には、この防潮堤の後ろに10mの防潮堤ができますので、時間的に余裕の有る方はそちらの方に避難してもらい、ここには最終的にどうにもならない方が入ります。防災のまちづくりにおいては"人の命を守る"という対策はほぼ終わります。これからは、皆様の財産や、企業の皆様の生産活動を守る対策にはいりますので、町の事業にご理解とご支援を賜りたいと思っています。」

 



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